カード払いの新幹線の出張経費を精算クラウドに自動連携、コンカーと三井住友カード、国内航空とタクシーに続き

三井住友カードは、出張・経費管理クラウドを提供するコンカーとの戦略的業務提携の一環として、2022年8月末から、新幹線の乗車区間や乗車日などのデータ情報をコンカーが提供する経費精算・管理クラウド「Concur Expense」へ自動連携する。国内カード会社としては、初めての新幹線精算との自動連結となる。

利用にあたっては、「Concur Expense」および三井住友エクスプレスコーポレートカードを導入したうえで、JR東海が提供する「JR東海エクスプレス予約サービス」で、三井住友エクスプレスコーポレートカードを使用して新幹線を予約。乗車後、「乗降区間」「乗車日」「新幹線名」「座席クラス」などが三井住友カードを経由しConcur Expenseに連携される。

これにより、利用者が出張精算時に入力する項目が削減され、精算作業者の各項目に対する正誤チェック作業も軽減。高額になりがちな新幹線利用の予約・支払手段、精算方法を統一し、データ連携することで、不透明な利用を防ぐことが可能になるとしている。

両社は2020年9月に戦略業務提携契約を締結。すでに、国内線の発着空港やタクシー乗降地情報で、Concur Expenseとのデータ自動連携を始めている。

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