シンガポール拠点のグローバルOTAアゴダは、宿泊施設の検索条件に「子供料金」を追加した。日本では子どもの年齢に応じた料金設定を用意する宿泊施設は多いが、ルームチャージが一般的な海外の宿泊施設では、子供料金の設定はほとんどない。そのため、オンライン予約サイト上での子供料金を選択できる設定は、日本OTA特有の対応だった。
アゴダの子供料金の設定により、宿泊施設は同サイト上に家族旅行者向けの宿泊プランの掲載が可能になる。
これについて、アゴダでは「ローカライゼーションは、日本で旅行するお客様に良い体験を提供するための重要なコミットメントの1つ」とコメント。このほか、日本に日本語で対応する専門チームを置き、人気お笑い芸人バナナマンをイメージキャラクターにしたテレビCMを放映するなど、日本での展開を強化している。