国際オリンピック委員会(IOC)と米国のイベント企業「オン・ロケーション(On Location)」は、2024年パリ五輪に向けて、観戦チケットとあわせてカスマイズ可能なパリでの滞在や交通、体験を組み合わせて購入できる「ホスピタリティ・パッケージ」を販売するeコマースプラットフォームを立ち上げた。
パッケージでは3つのプログラムが用意される。まず、パリ中心部に設置されるホスピタリティとエンターテイメントのエリア「クラブハウス24」へ入場することが可能になるプログラム。ここでは、マルシェが開催されるほか、ミュージックライブ、スポーツデモンストレーション、各種エンターテイメントアクティビティなどを楽しむことができる。
また、「オンサイト・ホスピタリティ」では、公式競技場でのラウンジを利用することが可能で、五輪のホスピタリティを体験することができる。
さらに、「旅行パッケージ」では、観戦チケットともに宿泊、交通機関、その他のサービスを自身のニーズに合わせてパーソナライズすることができる。
なお、11人以上のグループや法人向けには、別途、B2Bプラットフォームを設けている。
オン・ロケーションは、eコマースプラットフォームと並行して、世界で販売ネットワークを構築。日本では、JTB、日本旅行、近畿日本ツーリスト、東武トップツアーズがプラットフォームに参画する。販売や商品についての詳細は、今春にも発表される予定だ。