世界の旅行トレンドは、「ロケ地巡り」「食」「健康志向」「隠れた名所」、Z世代とミレニアル世代で高い旅行意欲

アメリカン・エキスプレス・トラベルは、「2023年グローバル・トラベル・トレンド・レポート」を公表した。これは、米国、オーストラリア、カナダ、メキシコ、日本、インド、英国の旅行者への調査データに基づいたもの。

それによると、回答者の半数以上(52%)が「今年は去年よりも多く旅行に行くつもり」と回答。また、回答者の50%が「2023年は2022年よりも旅行にお金をかける予定」と答えた。世代別では、Z世代とミレニアル世代の調査参加者のうち、84%が「新しい贅沢なものを購入するより夢の休暇を取る」、79%が「旅行が予算の優先事項になる」と回答し、旺盛な旅行意欲が伺える結果となった。

また、レポートでは、今年の4つの世界的トレンドとして、「ロケ地巡り」「目的としての食」「健康志向」「隠れた名所の発見」を挙げている。

「ロケ地巡り」では、全体の75%が、ソーシャルメディアに触発されて、特定の目的地へ旅行する気になったと回答。Z世代とミレニアル世代では、70%がテレビ番組、ニュース、映画で目的地を見て、その場所へ行く気になったと答え、46%がインスタグラムに影響されて、目的地へ旅行する気になったと答えた。

「目的としての食」では、回答者の81%が、地元の食べ物や料理は旅行で最も楽しみにしていることの一つと答え、Z世代とミレニアル世代では、半数近く(47%)が特定のレストランへ行くことを中心に旅行全体を計画したと回答した。

「健康志向」では、全体の73%が今年、心身と感情面の健康を高める休暇を計画。Z世代とミレニアル世代では、60%がスパやウェルネスサービスを提供するホテルを積極的に探して予約していると答えた。

「隠れた名所の発見」では、全体の85%が本物の地元文化を体験できる場所を訪れたいと望んでおり、78%が地元コミュニティを支援するために休暇を取ることに関心があると回答した。

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