民泊エアビーと三菱地所が協業、第1弾は「次世代レジデンス」、月単位の賃貸と日割り民泊のハイブリッド物件

エアビーアンドビー日本法人(Airbnb Japan)と三菱地所は、2022年12月に締結した包括連携協定に基づいて、多様な暮らし・旅・ワークスタイルを支援する目的で本格的な協働を開始する。その第1弾として、三菱地所グループは、賃貸借と日割り利用のハイブリッド運用をする次世代型レジデンス「(仮称)豊島区池袋4丁目計画」を始める。

次世代型レジデンスでは、月単位の賃貸借で借りる通常の物件と日割りで借りる物件が混在するハイブリッド運用とする予定。物件は、三菱地所グループが、住宅宿泊事業法を届け出を行い、それに基づいて運営。エアビーがゲストの宿泊予約を受け付ける。

「(仮称)豊島区池袋4丁目計画」の開発と運用は三菱地所レジデンスが行い、運営は三菱地所が出資するコリビング運営会社のHmlet Japanが行う。7月18日に着工し、入居開始は2025年を予定する。

このほか、両社は国内の遊休不動産の活用、地域人材・コミュニティの育成、長期周遊の仕組みづくりなどでも共同検証し、新たな地域活性化のかたちを探るとともに、両社の強みやサービスを相互活用することで、新たな街づくりにも取り組んでいく。

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