タイ政府、主要観光地でナイトクラブや娯楽施設の営業時間を延長へ、観光客の呼び込み狙う

タイ政府は2023年11月28日、ナイトクラブや娯楽施設の営業時間を延長する規制緩和を発表した。より多くの観光客を呼び込むのが狙い。

バンコク、プーケット、パチャヤ、チェンマイ、サムイ島の娯楽施設、クラブ、カラオケバーなどは、これまでより2時間延長し、午前4時まで営業することが許可される。タイのスレッタ・タビシン首相は以前、12月15日から施行したい考えを示していたが、正式な開始日はまだ明らかにされていない。

タイ政府はこれまでにも、主要産業である観光産業を復活させるために、さまざまな刺激先を打ってきた。9月には、最大の市場である中国からの観光客のビザを免除する措置を始めている。

今年これまでのタイへの外国人観光客数は2450万人。通年では2800万人が見込まれているが、パンデミック前の3990万人には届かない。そのうち中国からの旅行者は1100万人だったが、今年はわずか350万人と予想されている。

※本記事は、ロイター通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。

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