日本共創プラットフォーム、「浦島観光ホテル」と「南紀白浜エアポート」を取得、空港をハブに周遊観光を活性化

投資・事業経営会社の日本共創プラットフォーム(JPiX)は、浦島観光ホテルの全株式を既存株主より譲り受ける株式譲渡契約を締結した。株式の譲受完了は12月末頃を予定。同時に、グループ企業の経営共創基盤から、南紀白浜エアポートの株式93.3%を承継することも公表した。

浦島観光ホテルは、和歌山県内4つのホテルおよび旅館を経営し、那智勝浦町の「ホテル浦島」を中心に長年に渡り南紀勝浦エリアの観光の中核を担ってきた。譲渡される宿泊施設は、ホテル浦島(客室数391室)、万清楼(客室数30室)、山水館川湯みどりや(客室数90室)、川湯まつや(客室数78室) 。

南紀白浜空港は、地域活性化による航空需要の向上のために、観光とビジネスの両面から、ワーケーション、IoT実証実験、インバウンド誘致による誘客・関係人口創出の仕組みづくりと、地域コンテンツの開発や現地の旅行手配、地域の受入体制(宿泊・交通・飲食・体験)の磨き上げに取り組んでいる。

同社では浦島観光ホテルの事業・組織基盤を生かしながら、同社の長期的視野に立った経営支援を通じて、浦島観光ホテルの事業をさらに発展させていく考え。また、南紀白浜空港をハブとした周遊観光・南紀エリアの活性化を進めていくとしている。

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