マンダリンオリエンタル・ホテル・グループは、ブティックホテルタイプの「マンダリン オリエンタル瀬戸内」3軒を2027年から2030年にかけて順次開業する。瀬戸内は、世界中の旅行者から注目されている地域であることから開業を決めた。
「マンダリン オリエンタル 瀬戸内 − 高松」は、高松市のサンポート地区に2027年夏に開業する。計92室の都市型リゾートホテル。館内にはレストランやバー、スパ、ウェルネス施設も完備する予定。
「マンダリン オリエンタル 瀬戸内 − 直島」は、全22室のモダンな日本旅館スタイルのホテルとして2027年夏に開業する予定。旅館スタイルのスイートとヴィラに加えて、町中に離れ3棟を備える。
また、3軒目のホテルは、瀬戸内にある別の島で、2030年の開業を目指す。客室数は50部屋で、ウェルネス施設も併設する予定。
このほか、ホテルでの滞在体験として、宿泊客がプライベートヨットで各施設間を移動できるクルーズサービスの導入を検討していく。
ホテルの開発は、地元有力企業9社が出資して設立した合同会社四国まちづくり&おもてなしプランニングが行う。