ヨーロッパ域内のクリスマス休暇、旺盛な需要で旅行者は2割増の見込み、テロの脅威もキャンセルわずか

写真:ロイター通信

パレスチナ問題などを受けて、欧州の各国政府が安全上の警告を出しているが、今冬のクリスマス休暇シーズンにおける欧州内の旅行需要は前年を上回っている。旅行データフォワードキーズ社のデータによると、英国とEU内の旅行需要は2022年の水準を22%上回る見込みだ。

11月下旬、欧州の治安当局者は、イスラエル・ハマス戦争に関連した攻撃のリスクが増大しており、最大の脅威は潜在的な単独のテロリストであると警告した。

フランスとベルギーでは10月、イスラム過激派の襲撃で3人が死亡。これを受けて、フランス、ベルギー、オーストリア、スロベニア、ボスニア・ヘルツェゴビナはテロの脅威に対する警戒レベルを引き上げた。 イタリアは過激派の入国リスクを理由に、スロベニアとの国境管理を強化した。

フォワードキーズによると、12月21日から31日までのクリスマス期間中に航空券のキャンセルがわずかに増加。それでも、全体の3%に過ぎない。イタリア、オーストリア、スウェーデンなどへの旅行者は前年比25%以上増加する見込みだ。

観光客は、欧州各国の警備体制を信頼しているように見える。警告が出されたことで、欧州各国で警備を強化。逆に、以前よりも安心感は増し、旅行を中止する必要がないと感じているようだ。

※本記事は、ロイター通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。

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