パリ五輪、開幕日のホテル価格が高騰、すでに「満室」や、最低宿泊日数を設定する傾向も

写真:ロイター通信

フランスの消費者調査会社「UFC-Que Choisir」によると、パリ五輪開幕日のバリ市内のホテルの平均価格は1033ユーロ(約16万2000円)となり、開幕から2週間前の7月12日の平均価格317ユーロ(約5万円)と比較すると3倍以上に高騰しているようだ。開幕2週間前の1泊304ユーロ(約4万8000円)から1泊2083ユーロ(約32万7000円)に跳ね上がっている3つ星ホテルもあるという。

この調査は、パリ市内の3つ星ホテルと4つ星ホテル80軒を調査したもの。

また、調査対象の50%がすでに満室だと回答。30%が最低宿泊日数として2泊~5泊を求めていることもわかった。ある4つ星ホテルは、1泊2095ユーロ(約32万9000円)で4泊の最低宿泊日数を求めているという。

パリ市観光局では、オリンピックおよびパラリンピックの期間中、約1600万人がパリ広域を訪れると予測している。

※ユーロ円換算は1ユーロ157円でトラベルボイス編集部が算出

※本記事は、ロイター通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。

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