ヤンマーホールディングスのグループ会社「ヤンマーシンビオシス」は、これまで自社農場として運営していた滋賀県の栗東センター内に、地域資源を活用して子ども向けに体験と学びを提供する新しいスタイルの観光農園「SYMBIOSIS FARM by YANMAR(シンビオシスファーム・バイ・ヤンマー)を2024年1月13日にオープンする。
この施設は、「美味しく遊ぶ!」をコンセプトに、滋賀県の竹材や琵琶湖の葦(よし)などを使ったカフェエリア、いちごの通年栽培にチャレンジする栽培ハウス、子どもたちが楽しく学べるキッズエリア「HANASAKAルーム」で構成。いちごの収穫や、いちごを使ったスイーツ作りなどの体験を完全予約制で提供する。また、カフェエリアでは地元で採れた農作物の販売する。
今後はレンタル農園事業による観光・農業の活性化や、「馬のまち・栗東」ならではの馬糞堆肥を生かした農作物の栽培など、地域資源との共生を目指すとともに、農業分野で障がい者の労働機会の拡大にも取り組んでいく。