フランス発祥のレストラン格付け「La Liste(ラ・リスト)」は、世界の「トップ1000レストラン2024」を発表した。
それによると、世界で7軒が最高得点99.50点を獲得。日本から東京都港区の「鮨さいとう」のほか、ニューヨーク「Le Bernardin」、パリ「Guy Savoy」、仏サン=トロペ「La Vague d'Or - Le Cheval Blanc」、ドイツ・バイアースブロン「Schwarzwaldstube」、英グレンジ・オーバー・サンズの「L'Enclume - Simon Rogan」、香港からはフォーシーズンズホテル香港内にある「龍景軒」が最高得点となった。
今回、香港からも多くの高得点をつけたレストランがリストされた。95点以上となったレストランは下記の通り。
高得点を付けた香港内のレストラン
- 99.50点 龍景軒(広東料理):フォーシーズンズホテル香港
- 99.00点 Caprice(フレンチ):フォーシーズンズホテル香港
- 96.50点 Amber(フレンチ):ザ ランドマーク マンダリン オリエンタル香港
- 96.00点 8 1/2 Otto e Mezzo ‒ Bombana(イタリアン):アレクサンドラ・ハウス
- 96.00点 L'Atelier de Joël Robuchon(フレンチ):ザ・ランドマーク
- 95.00点 天龍軒(広東料理):ザ・リッツ・カールトン香港
- 95.00点 すし志魂(日本料理):ザ ランドマーク マンダリン オリエンタル香港
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ラ・リストは、匿名で調査するミシュランガイドとは異なり、公平性、客観性、透明性を重視。世界200カ国3000軒のレストランをアルゴリズムにかけて、ランキング付をする。そのデータベースには、世界の信頼性の高いガイドブックなど600冊が集積。その中の個々のレビュースコアは、各ガイドブックの特性を勘案した変換表に従って、0から100までの点数に標準化される。
さらに、世界の数千人のシェフに対してガイドブックについてアンケートを実施し、それに基づき、ガイドブックを0(全く信頼できない)から100(非常に信頼できる)までを数値化。最後にオンラインでのカスタマレビューを組み入れる。カスタマーレビューは、最終的なスコアの10%を占めている。
なお、日本からの上位では、「鮨さいとう」に続いて東京都港区の「茶禅華」が99.00点。港区の「新ばし星野」が98.50点、中央区の「銀座久兵衛銀座本店」が98.50点、港区の「松川」が98.50点などとなった。
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