スポーツ庁、文化庁、観光庁はこのほど、「スポーツ文化ツーリズムアワード2023」の受賞7団体を発表した。3庁はスポーツや文化芸術資源の融合で地域の魅力を国内外に発信し、訪日外国人旅行者の増加や国内観光の活性化を図る「スポーツ文化ツーリズム」を推進しており、優れた取り組みを評価することで普及を図る。
応募は29件で、2024年2月2日に開催する「第7回スポーツ文化ツーリズムシンポジウム」で受賞7団体を表彰する。
受賞団体と取り組みは下記のとおり。
本賞
- スポーツ文化ツーリズム賞:愛媛県今治市
「日本最強の城『今治城』を中心にしたスポーツ文化ツーリズム~瀬戸内の中央を制した歴史が現代に繋がる~」 - スポーツツーリズム賞:越後まつだいトレイルランニング実行委員会
「里山に点在する古道を蘇らせ新たな地域資源として発信!『越後まつだい春の陣』トレイルランレース」 - 文化ツーリズム賞:安中市観光機構
「『碓氷峠 廃線ウォーク』~行き止まりのレールの先を、次の世代に」
特別賞
- 武道ツーリズム賞:奈良市総合団体
「外国人観光客向け本格的旧同体験~古の都奈良で武士の魂にふれてみよう」 - 武道ツーリズム賞:福島町観光協会
「北海道福島町『女だけの相撲大会』~日本で唯一2人の横綱が誕生した町」 - 日本遺産ツーリズム賞:下諏訪しもすわ町地域開発公社 観光振興局
「国指定史跡・日本遺産~星降る中部高地の縄文世界~『星ヶ塔黒曜石原産地遺跡』の観光資源化」 - 食文化ツーリズム賞:炭鉄港推進協議会事務局
「日本遺産を食で巡る旅『炭鉄港めし』プロジェクト」