藤田観光が運営するホテル椿山荘東京は2024年2月に、産後ケアサービスを開始した。ウェルネスなどのホスピタリティ企業のクレドインターナショナルとともに産後ケアをおこなうエリアをホテル内に新設し、クレド社の「AMATERASU(アマテラス)」ブランドと提携する。
退院後から4カ月未満の乳児が対象で利用は3泊から。24時間体制で助産師、看護師、保育士が赤ちゃんを専用ルームで預かり、沐浴、ミルク授乳、寝かしつけ、発達を促すアプローチなどのお世話全般を担当する。ベビーベッドごとにライブビューイングカメラを設置し、家族がスマートフォンから赤ちゃんの様子を確認できるようにする。
このほか、育児教室、特別な薬膳スープ、約60品のルームサービスメニューなども用意する。利用は3泊からで、母子1組あたりの料金は3泊4日のリフレッシュプランが62万7000円からなど。