韓国OTA「ヨギオテ」、日本の宿泊施設パートナー開拓を本格化、日本法人を設立で訪日事業に注力

韓国のスタートアップOTA「ヨギオテカンパニー」は、韓国から日本への旅行者拡大を目指して、日本での宿泊施設パートナーの開拓を本格的に始めた。同社は2024年1月に日本法人「ヨギオテジャパン」を設立。2028年までに日本向け事業の年間取引額1兆ウォン(約1100億円)を目指す。

日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2023年の韓国から日本への観光客数は、2019年比24.6%増の696万人。また、同社ユーザーへのアンケートでは、60%以上が2024年も日本への旅行を計画するなどリピーターが増えつつあるという。

同社によると、オンライン旅行予約サービス「ヨギオテ」は、20代、30代を中心に月間の利用者数が400万人を超える。運営会社であるヨギオテカンパニーの2023年の年間取引高は、前年比16.7%増の1兆7500億ウォン(約1925億円)、営業利益は同54.2%増の464億ウォン(約51億円)に成長。2022年には企業価値が1兆2000億ウォン(約1320億円)に達した。

なお、ヨギオテジャパンは、宿泊業界のパートナーに事業を紹介するオープニングイベントを、5月30日にセルリアンタワー東急ホテルで開催する。

※ウォン円換算は1ウォン0.11円でトラベルボイス編集部が算出

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