NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、モバイル観光ナビ「FUN COMPASS」のAPI提供を開始した。このサービスを観光事業者が持つスマホアプリなどに導入すると、レコメンド機能をゼロから開発する必要がなく、訪問客個人の嗜好に合った観光スポットをレコメンドすることが可能になる。
すでに、関西MaaS協議会が、スマートフォンアプリ「KANSAI MaaS」でこのサービスを導入。以前は、観光スポットや観光モデルコースの情報を新着順で表示していたが、ユーザーごとにパーソナライズした観光情報の提供が可能になったという。
今後は、レコメンド機能の強化や二次交通との連携を進め、データを活用した観光情報の発信のほか、地域の回遊性も向上させていきたい考え。