ジャパネットホールディングスは、宿泊予約ゆこゆこ社の株式を取得した。同社が完全子会社として新設する会社が、ゆこゆこの全事業を継承する。ゆこゆこは、今後、ジャパネットグループのもとで事業を展開していくことになる。
ゆこゆこは、20年以上にわたって宿泊予約事業を展開。取引き宿泊施設数は約3000軒、会員数は2024年6月時点で約880万人を超えている。
一方、ジャパネットグループのジャパネットツーリズムは、クルーズ事業を中心とした旅行事業を展開。現在では旅行事業として150億円超の売上規模まで拡大している。同社は、ゆこゆこの旅行事業とジャパネットグループの通信販売事業による相乗効果で、さらに国内旅行事業を拡大させていく方針を示している。
なお、株式の取得価格など詳細は非公開。同社広報によると、現在のゆこゆこの事業所は継続し、全従業員の雇用も維持する。