米航空旅客数、独立記念日の週末に過去最高を更新、1日で300万人超え

米運輸保安局(TSA)は2024年7月7日(7月4日の独立記念日に続く週末)に、米国の空港でセキュリティーチェックを受けた乗客が301万人だったと発表した。1日当たりの利用者数としては過去最多。6月23日に記録した299万人を上回った。

マヨルカス国土安全保障長官は、記録的な旅客数は「今後、数カ月間は継続すると予想される米国の好調な経済によって促進された」と話している。

米大手航空会社航空関連の業界団体エアラインズ・フォー・アメリカ(AFA)は、今夏の旅客数が前年比6.3%増の2億7100万人と過去最高を記録すると予想。航空各社は6月1日~8月31日の1日当たりの便数は前年比5.6%(約1400便)増の2万6000便以上を予定している。昨年の旅客数は2億5500万人だった。

一方で、米国の航空管制官不足の解消は解消されておらず、夏の旅行シーズンに向けて航空業界では懸念が消えない状況だ。

※本記事は、ロイター通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳·編集しました。

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