英ロンドンのバッキンガム宮殿のバルコニーにつながる部屋が、2024年夏に初めて一般公開される。
英王室メンバーが主要行事で顔見世をおこなうバルコニーは、東棟の中央の部屋にある。英王室の所蔵品を管理するロイヤル・コレクション・トラストによると、1851年にクリミア戦争の出征兵士を見送るため最初に使われた。
バッキンガム宮殿の一部では1993年からガイドツアーが実施されてきたが、今回は5年間の改修工事を経て新たな区域が公開される。ただし、見学者がバルコニーに立つことはできないという。
入場料は75ポンド(約1万5450円)で、国賓などを迎えるステートルーム(広間)も見学できる。2024年夏季の公開期間は7月11日~9月29日まで。すでに東棟の公開ツアーは予約で埋まっているという。
※ポンド円換算は1ポンド206円でトラベルボイス編集部が算出
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