立山黒部アルペンルート、黒部湖の遊覧船「ガルべ」が運航終了、団体旅行減少などで、2024年11月まで

関西電力グループの関電アメニックスが黒部湖(黒部ダム)で運航している遊覧船「ガルべ」が2024年11月10日で終了する。

同遊覧船は1969年から運航開始。「ガルべ」は黒部湖を運航する遊覧船の2代目で、周囲の山並みだけでなくダム湖からの黒部ダムも見ることができることでも人気を集めていたが、団体旅行の減少などが響き、乗客数は2000年代初頭のピーク時の半分以下にとどまっていた。船体の老朽化が進んでいることからも事業継続が困難と判断した。

最後の運航となる今夏は、さまざまな企画を用意。一例として、8月11日の山の日は大人同伴の小学生乗船運賃を無料とするほか、一部便で操舵室での記念撮影を実施。ほかにも、乗船記念「船舶カード」のプレゼント、缶バッジ付き乗船券、記念グッズ、地元の食材を盛り込んだ「ガル弁当」などを販売している。

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