ホテル事業のリゾートトラスト社、村田製作所の技術活用で、宿泊客の健康状態を分析、適したアクティビティを提案

ホテル事業などをおこなうリゾートトラスト社は、指輪型デバイス「スマートリング」に搭載された光学センサと村田製作所が独自に開発したアルゴリズムによって、宿泊客の末梢血行の状態を分析し、最適なパーソナルサービスを提供する実証実験を始める。

この実験は、「ホテル × ウェルネス」をテーマとするリゾートホテルの宿泊客がスマートリングを装着することで、ホテル滞在時の血行状態を推定し、その結果からスパ、エステ、ジムでの運動など個人の状態に適したアクティビティを提案するもの。リゾートトラストは、リゾートに滞在しながら健康寿命の延伸を促進する新たな価値の提供を目指す。

村田製作所は、スマートリングに搭載した光学センサから複数の波長での光電脈波(PPG)を取得し、独自のアルゴリズムで分析することで末梢の血行状態を推定する技術を開発した。

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