航空ビジネスの国際見本市「FTE APEX アジア・エクスポ」、注目企業のトップが未来を予測、シンガポールで11月開催(PR)

空港・航空ビジネスと顧客体験イノベーションにフォーカスしたアジア最大規模の国際会議・見本市「FTE APEXアジア・エクスポ」が2024年11月19~20日、シンガポールで開催される。

同イベントは、フューチャー・トラベル・エクスペリエンス(FTE)社と、世界の航空会社、空港公団、関連サプライヤーなどが加盟する非営利団体、APEX(Airline Passenger Experience Association:航空旅客エクスペリエンス協会)による共同開催。両者は、アジア・エクスポの他に、北米でのFTEグローバルなど複数の航空・旅行イベントを毎年、おこなっている。

見本市会場への入場は無料。プレミアム・カンファレンスやネットワーキング・レセプション、会期前日のチャンギ空港見学ツアーなど一部プログラムへの参加には、プレミアム・パス購入が必要。

⇒ 特設ページ「FTE APEXアジア・エクスポ2024」

⇒ 申し込み 

※10月18日までは、プレミアム・パスの早期割引適用あり。その他、企業向けにプレミアム・パスが無料になる条件付き特典、航空関連が専攻分野の学生、スタートアップ向けに、条件付きの特別料金なども設定している。
※トラベルボイスは「FTE APEXアジア・エクスポ」の公式メディアパートナーです。

FTE APEXアジア・エクスポの参加者は、空港、航空会社、関連テック企業、OEM(受託製造事業者)、政府機関、スタートアップなどと広範囲にわたるのが特徴。組織や企業の枠を超えて、航空産業が抱える課題解決に役立つインサイトや最新トレンドを共有し、取引先や新しいパートナーとのつながりを深められる場として定評を得ている。

前回、2023年の同エクスポには、64か国以上から過去最多の参加者が集まり、アジア太平洋地域の旅行マーケットの力強い回復ぶりを内外に示した。主催者によると、今回はこれを上回る賑わいが見込まれている。

2日間に渡るプレミアム・カンファレンスのテーマは「成長へのイノベーション(Innovate to Grow)」。テクノロジーによる効率化、イノベーション、ホスピタリティ、そしてコラボレーションが、アジアの空港・航空産業のさらなる成長をもたらすとし、短期、中期、長期的な進化のために何が求められているのかを考察する。

基調講演はインディゴーのエルバースCEO

カンファレンスで取り上げる主な内容は、アジアの航空各社トップによる未来予測、空港での顧客体験向上の取り組み事例、売上や快適性につながるデザインや機内エンターテイメント、F&B(飲料)分野の最前線、サステナブルな成長戦略、次世代型の空港ターミナル設計、AIを活用したフライトアテンダントや経営ソリューション事例など。注目企業のトップやグローバル組織のキーパーソンらが、その知見や未来予測を披露する。

基調講演には、航空業界歴30年以上、旅客数でインド最大のインディゴー(IndiGo)の最高経営責任者(CEO)、ピーター・エルバース氏が登壇。インディゴーの躍進を支えてきた戦略と、航空産業の今後について語る。

現時点で登壇が決定しているスピーカーは、ガルフ・エア・グループのジェフリー・ゴーCEO、ジェットスター・アジアのジョン・シメオンCEO、スリランカ航空のリチャード・ナトールCEO、チャンギ空港グループのジェイソン・ゴー取締役副社長、SITA(国際航空情報通信機構)アジア太平洋地区のスメシュ・パテル社長ほか。さらに仁川国際空港公社、ローマ・フィウミチーノ空港、カタール航空、キャセイ・パシフィック、ユナイテッド航空、セブ・パシフィックなどの経営トップを迎えて、講演やパネルディスカッションがおこなわれる。

一方、見本市会場では、新製品やサービスのデモンストレーションが見学できるほか、スタートアップを集めた特別ゾーンも用意する。同会場内ステージでも、講演やパネルディスカッション、「バゲージ」「自動化&セルフサービス」「機内エンターテイメント&コネクティビティ(IFEC)、機内イノベーション」「機内ホスピタリティ」などトピック別の会合を予定している。

そのほか、アジア地域における航空会社や空港のイノベーションを表彰する「FTE APEXパイオニア・アワード2024」、今回からスタートする「FTE APACイノベート・アワード」、搭乗客のフィードバックをもとに選ぶ「APEXリージョナル・パッセンジャー・チョイス・アワード」のセレモニーが実施される。

FTE APEX アジア・エクスポ2024の開催概要と参加登録の詳細は以下へ。

開催要項

  • イベント: FTE APEX アジア・エクスポ2024
  • 開催地:シンガポール
  • 開催期間と内容:
    • 11月18日:チャンギ空港見学ツアー他
    • 11月19~20日:見本市、プレミアム・カンファレンス、アワード表彰式など
  • 特設サイト
  • プレミアムカンファレンス 最新プログラム 
  • プレミアムカンファレンス スピーカー一覧
  • 参加申し込み
    • プレミアム・パス(空港、航空会社、クルーズ、鉄道、バス会社)
      • 10月18日までの早割:250ドル(約3万6000円)、以降:550ドル(約7万9000円)
    • プレミアム・パス(ITベンダー、サプライヤー)
      • 同早割:995ドル(約14万2000円)、以降:1495ドル(約21万4000円)
    • プレミアム・パス(スタートアップ、学生)
      • 同早割:497.50ドル(約7万1000円)、以降:747.50ドル(約10万7000円)

2006年創業のFTEは、FTEアジア・エクスポのほか、FTE欧州中東アフリカ、FTEグローバル、FTEアビエーション&ロボティクス、FTEアンシラリー&リテーリングの計5つのイベントを毎年、米国やアイルランドで開催している。2023年のイベント登録参加者数は4400人超。

また、空港・航空ビジネス関係者を対象とした会員制コミュニティを複数、運営しており、航空産業が抱える課題解決に向けて、横断的な議論の活性化に取り組んでいる。

同社のオンライン・メディア(www.FutureTravelExperience.com)のページビューは120万超。

※ドル円換算は1ドル143円でトラベルボイス編集部が算出

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