リクルートは、若年層旅行需要創出事業「マジ☆部」で展開する、ゲレンデのリフト代が無料になる企画「雪マジ」について、対象年齢を拡大する。対象を、これまでの19歳から19歳~22歳に拡大し、2024年11月7日から2024年度のサービスを開始する。
新型コロナウイルスや暖冬の影響などによって、スキー場に足を運ぶ「19歳」が減少していることから、対象年齢を広げることで、若年層のスキー場利用機会を拡大し、将来的な来場を促進していく。
「雪マジ」は、「雪マジ!19」として「19歳」のタイミングに無料で何度でもスキー場を楽しめるというコンセプトで展開。将来的に家族とともにスキー場に戻ってくるライフサイクルを作り、スキー場だけでなく近隣の宿泊施設、飲食店、商店の活性化などスキー場が存在するスノーエリア全体の需要創出を目指している。
アプリ化された2014年以降の「雪マジ!19」の会員数は累計約130万人、サービスを利用してスキー場に訪れた人は累計約2290万回。2023年に実施した、25歳から31歳のスキー場利用者を対象にした調査では、対象の44%が「雪マジ」経験者だったという。