関西イノベーションセンター(MUIC)が運営するユニバーサルツーリズムプロジェクト「LET’S EXPO」は、大阪・関西万博の開催期間中、各パビリオンの様子をライブ配信で紹介する「オンラインツアー」を実施する。
同プロジェクトはMUICと東京トラベルパートナーズ、住友電気工業の3者が主体となり、誰もが楽しめる万博の実現を目指している。身体に不自由のある人も万博に参加できるよう、リアルとバーチャルの両面で支援をする「アクセシブルサポート」を、会場の内外で提供する予定。
今回発表したオンラインツアーは、運営主体3者が実証中のリモート観光プラットフォームの仕組みを活用して実施する。ライブ配信中はリポーターによるガイドだけではなく、クイズなどの参加型コンテンツも提供。チャット機能で現地と視聴者のインタラクティブなコミュニケーションを可能にし、ツアーに臨場感を演出する。同プラットフォームは、介護施設や特別支援学校向けに提供実績がある。
提供日時は2025年4月13日~10月13日までで、頻度は1週間に1~3回程度。2024年9月現在で、9つのパビリオンで実施する予定だ。