羽田空港の運営などをおこなう日本空港ビルデング(日本空港ビル)は、中国国際航空、キュリネス社と共同で、訪日中国人旅行者向け会員サービスを開始した。訪日観光客向けビジネスを手がけるキュリネス社が提供する中国国際航空のマイレージ会員、特にVIP会員に焦点を当てたモバイルベースのプラットフォーム「フェニックス・グローバル・イーステーション(Phoenix Global e-Station: PGeS)」に参画した。
第1弾として、PGeSに日本航空ビルのグループ会社であるJapan Duty Free Fa-So-La三越伊勢丹が運営する銀座三越本館にある免税店「Japan Duty Free GINZA」を掲載し、会員向けに店内ラウンジの提供をおこなうといった特典を用意する。タビナカで購入できる市中免税店の利便性を活かし、訪日中国人のショッピング需要獲得を図る。
日本空港ビルは今後も銀座エリアを中心に、PGeSを通じて中国国際航空のVIP会員向けにハイブランドリクエストの取り寄せ、高級レストランの事前予約などに対応する。