パリのノートルダム大聖堂、12月8日から一般公開を再開、大火災から5年、修復完了し年間1500万人受け入れへ

© Guillaume Bardet

フランス・パリのノートルダム大聖堂が2024年12月8日から一般公開を再開する。2019年4月15日の大火災で深刻な損傷を受けてから約5年。修復された8つの鐘が設置され、雄鶏が再び大聖堂の頂上に据えられたほか、内陣の中世の屋根組みの修復が完了。2月にはノートルダムの象徴である尖塔も再びそびえ立ち、チャペルの美しい装飾もよみがえった。

一般公開を再開する大聖堂は、1日最大4万人を受け入れる計画で、同時に最大2500人が入場できるよう調整する。また、新しい見学ルートとして、北側から南側への流れも提案。デジタルアプリケーションも充実させ、個人向けにはオンラインによる事前予約も可能とした。再オープン後は全世界から年間約1500万人の旅行者や信徒を受け入れる予定だ。

なお、今後も正面広場、地下部分などの再整備を継続する。

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