パリ・ノートルダム大聖堂、2019年の大火災を乗り越え再建、2024年末には再び観光地に

AP通信によると2019年4月に大規模火災によって尖塔などが焼失したフランス・パリのノートルダム大聖堂が、2024年末には再び信者や旅行者を迎えられそうだ。再建作業は昨年から開始された。最終的には2025年まで改修工事は行われる見込み。

ノートルダム大聖堂は、12世紀のゴシック建築の傑作。フランス当局は、再建にあたって、当時の様式に復元することを決めた。19世紀に建築家ウジェーヌ・エマニュエル・ヴィオレ・ル・デュクによって追加建設された高さ93メートルの尖塔も再現される。

また、2023年3月7日からは、大聖堂前の地下施設で「ノートルダム・ド・パリ:建設現場の中心」と題した展示会も始まった。現場で進行している作業の様子のほか、火災で焼け残った遺物や大聖堂所有の芸術作品も展示される。

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