日本政府観光局(JNTO)とオーストラリア政府観光局(TA)は2013年1月1日~12月31日を「日豪観光交流年」に設定した。1年間、両国各地でイベント開催など観光交流プロモーションを実施し、双方向の交流促進をはかる。期間中、通常の渡航者を合わせ、約65万人の相互交流をめざす。両国間の航空座席の安定的な供給のためにも、さらなる観光促進が必要との認識もある。
主な取り組みとしては、日豪間の今後の発展をシンボル化した観光交流年のロゴを制定。また、今年12月に開催されるシドニーでのジャパンエキスポを皮切りに、両国で開催されるイベントで積極的にピーアールメッセージを発信する。さらに、両国間の姉妹都市交流も深める活動を実施していく。
なお、2013年は日豪間で初めて姉妹都市関係が締結されてから、50周年の節目の年となる。現在の姉妹都市関係は、都道府県と州の提携を含めると109件に増加。友好的な関係が構築され、活発な国際交流がされているという。