
東武鉄道は、2025年10月から、新型特急「スペーシアX」と日光エリアのスポットをつなぐハイグレード貸切バス「SPACIA X NIKKO CRUISER」の運行を開始する。スペーシアXで使用している竹網み細工のモチーフ、江戸時代の伝統色「四十八 茶百鼠」といったデザインを受け継ぎ、座席はスペーシアXのコックピットスイートやコンパートメントなどの貸切利用にも対応できるよう18席を配置。グループや少人数の団体などを想定し、ゆったりと移動できるようにする。
これにより、東武日光駅からの交通の充実を図る。観光スポットや体験コンテンツ、ハイエンドな宿泊施設をつなぐ高付加価値なパッケージツアーも造成し、日光の経済活性化やブランドイメージ向上を目指したいとしている。
報道資料より東武グループは、国際エコリゾートとしての日光の価値の最大化を目指し、新型特急スペーシアXの導入、ザ・リッツ・カールトン日光の開業、日光金谷ホテル別館のリニューアルなどの各種施策を推進している。