近畿日本ツーリストとクラブツーリズムなどを含むKNT-CTホールディングス(注1)の2013年1月の総取扱額は、前年比7.6%増の323億8062万円となった。
このうち、海外旅行の取扱額は、12.3%増の132億6655万円。団体旅行は17.7%減の14億8932万円となったが、企画旅行は28.1%増の86億5630万円と大幅に増加した。ホリデイが39.5%増の45億672万円と牽引したほか、クラブツーリズムの海外ツアーも18.5%増の41億3160万円と2ケタ増となった。ホリデイは取扱人数が減少したものの、米本土や欧州などの長距離方面が好調に推移。クラブツーリズムも年末年始の欧州のほか、エジプト方面の回復やSITの好調さが前年を上回る実績につながったという。
国内旅行は3.7%増の180億4937万円。団体旅行は前年好調の反動で13.7%減の33億2263万円にとどまったが、企画旅行が16.1%増の116億3448万円と大幅に増加した。特にクラブツーリズムが26.0%増の61億8875万円とメイトの取扱額を上回った。バス旅行は笹子トンネル事故の影響で12月上旬から鈍化したが、テーマ旅行部門は好調に推移したという。
このほか、国際旅行は11.4%減の3億5233万円となった。
注1:近畿日本ツーリスト(KNT)とKNT個人旅行、KNT個人旅行販売、クラブツーリズム、KNT北海道、KNT東北、KNT中国四国、KNT九州、ユナイテッドツアーズ、KNT商事、KNTアジアの合算額