観光庁長官の井手憲文氏は2013年6月19日の会見で、富士山を日帰りで登る“弾丸登山”について、ツアーとして旅行会社が関与している場合は必要な指導を行なう考えを示した。
富士登山については先日、山梨県知事と静岡県副知事から日帰りで登る“弾丸登山”についての相談を受けたとし、「やはりリスクを負った登山は望ましくない」と言及。都道府県知事登録の旅行会社もあることから、国と都道府県双方で実態把握に努める。
また、旅行会社が関わっていない登山については、現地での注意喚起が必要であるとし、登山口に警告のようなものを作るべきと提案。山梨県知事と静岡県副知事も賛同したという。