国交省、インバウンド政策推進体制を整備、観光庁に事務局設置

国土交通省はインバウンド政策の推進強化を目的に、体制整備を行なう。観光庁では従来の3課＋1室体制を5課体制に拡充し、「インバウンド政策推進事務局」を設置する。また、国交省の国際・交通部門の部長・審議官などを観光庁に併任し、観光庁長官及び次長の下でインバウンド政策の推進を担う。これにより、関係局との連携を強化させ、国交省全体としてインバウンド政策を強力に推進していく。

観光庁のインバウンド政策推進事務局を担うのは、観光庁次長と観光庁審議官、観光戦略課、国際観光課、および日本ブランド発信・外客誘致、外客受入地域づくり、国際会議等の担当の参事官。また、観光庁に併任する国交省の部長・審議官は、大臣官房審議官（国際）、総合政策局国際政策課長、大臣官房参事官（地域戦略）と鉄道、自動車、開示・港湾担当の大臣官房審議官、および航空局航空ネットワーク部長。実施体制は2013年7月1日から施行する。