ブリティッシュ・エアウェイズ、9月からB787の運航開始

ブリティッシュ・エアウェイズ(BA) は、現地時間2013年6月27日、ボーイング787ドリームライナー 初号機を受領した。同機は9月1日からロンドン/トロント線、10月1日からロンドン/ニューヨーク線に投入する。

BAを傘下におくインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG) のウィリー・ウォルシュCEOは、「787は、環境面、運航効率における業界基準を高めた極めて革新的な航空機。今後数年でBAの主力機材になっていく」とコメント。BAでは、2017年までに24機の787を受領する予定。また、IAG は 2017 年以降のオプション契約を確定発注へ切り替えており、 これには 787-10型機も含まれている。このほか、 BAはA380型機12機および777-300ER型機6機も発注しており、今後 12カ月にわたって、平均して 2週間に1機のペースで最新機材を受領していく予定。BAは、A380および787の両機を導入する欧州初の航空会社となる。

BAは50億ポンド(約789億円)を機材、キャビン、空港ラウンジ、新しいテクノロジーの開発に投資。空だけでなく地上においても旅の快適性を向上させる取り組みを続けている。