グローバルブルー・ティエフエスジャパンが発表した2013年4月~12月の主要6か国における旅行者の免税品購入総額の1位は中国で、全体の28%を占めた。2位はロシア(16%)、3位は米国とインドネシア(4%)で日本はタイと並ぶ4位の3%。中国の1位は5年連続で、他国の旅行者よりも3倍の買い物をしていることになる。
免税品取引件数ではロシアが1位で、全体の22%を占めた。中国は2位で17%だが、前年比では29%増とロシアの伸び率を上回っており、中国人旅行者の購買意欲の強さが示されている。
購入先の順位は1位フランス、2位イタリア、3位イギリス、4位シンガポール、5位ドイツの順。日本人はフランス、イタリア、シンガポールの3か国で1件あたりの消費額上位5か国に入った。ただし、消費額は円安や景気回復の停滞などから、前年比で平均3割減少となった。