ハワイ、1月の日本人訪問者数は7%増の12.6万人、消費額は減少

ハワイ・ツーリズム・オーソリティ(HTA)によると、2014年1月の日本人渡航者数は前年比7%増の126,300人でプラス成長となった。ただし、消費額ベースでは、1日1人あたりの消費額は11.9%減の295米ドル、平均滞在日数も1.7%減の5.70日と減少。消費総額は7.3%減の2億1200万米ドルで、縮小傾向が続いている。

この傾向は、日本を含む全市場でも同様で、1月の総渡航者数は682,634人とほぼ前年並みだったにもかかわらず、消費額は4.7%減の137億ドル、1人1日あたりの平均消費額は5.2%減の191米ドルに減少した。これについて、HTAプレジデント兼CEOのマイク・マッカートニー氏は、為替の変動に加え、ハワイへの旅行費用の増加や他のデスティネーションとの競合が要因だと指摘。世界経済の厳しい状況も見込み、この傾向が2014年第1~第2四半期にかけて続くと予測している。

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