クラブツーリズム、「こころの旅」で四国お遍路ツアーが2割増、60~70歳代中心で

クラブツーリズムは四国八十八か所霊場開創1200年の今年、日本全国の札所霊場にお参りする「こころの旅」を強化している。これまでは「四国八十八か所巡り」「日本百観音めぐり」を中心に毎年1万人以上が参加しているが、2014年春シーズンは東京発四国八十八か所霊場めぐりの参加者が、前年比約2割増に拡大した。

そこで秋のシーズンを前に、「こころの旅」専門のカタログを発行。お遍路ツアーのほか、今年が12年に1度の秩父三十四観音・午年秘仏総開帳や、坂東三十三観音・午年特別結縁巡礼と重なることから、これらを含む全国の巡礼の旅のラインナップを拡充し、掲載した。今年の「こころの旅」は、前年の約2割増になるという。

専門カタログでは巡礼用品や作法の基本なども案内し、初めての人でも安心して参加できるようにしたのが特徴。また、これにあわせた無料説明会も全国のクラブツーリズム拠点で多数、設定していく方針だ。

なお、「こころの旅」の顧客の中心は60~70歳代。「大切な人の供養参り」や「還暦・古希のタイミングで人生を振り返りたい」のほか、会社生活を終えたタイミングで人生の節目として参加する男性も目立っているという。

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