インターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)が世界13の国・地域で実施したレジャー旅行に関する調査によると、回答者の約4割(38%)が「旅行にぜひ持っていきたいもの」に「スマートフォン」をあげた。「旅行先でも毎日スマートフォンを使用するつもり」は67%で、旅行中オンラインに接続する時間が平均70時間という回答も約1割だった。この場合、2週間の休みのうち2割に近い時間をオンラインに使用していることになる。
旅行中のスマートフォンの使用では、「旅先から友人・家族へのメッセージにメールを使用する」が全体の64%。ただし日本人は37%と低かった。また、10人に1人がSNSやブログで休暇中の体験を共有することを「旅行そのものと同じくらい楽しい」と回答。SNSを「旅行先でも毎日チェックする」は42%で、4人に1人が「旅行に行くとスマートフォンで自分撮りをしている」と回答した。
このほか、旅行前の計画作りも旅行の楽しみの一部となっており、プランニングを「休暇に関して一番楽しい時間」としたのは45%。日本人に限ると53%と半数以上に上昇する。そのための情報収集に1日以上の時間をあてている人は37%だった。
調査は2014年4月~5月、世界13か国・地域のIHGリワーズクラブ会員に対して実施。回答者総数は1万139人で、うち日本人は570人。
(トラベルボイス編集部)