2015年3月19日にフランスの美食文化を祝うイベント「グード・フランス」がフランスで行われる。これは、フランスを代表する名シェフ、アラン・デュカスとフランス外務・国際開発省の提唱で企画されたもの。今年が第一回となり、全世界1300軒以上の参加レストランで、特別に「フランス流ディナー」が用意される。
ローラン・ファビウス外務・国際開発大臣は記者会見で、「2010年にユネスコ無形文化遺産に登録されたフランス料理は、単に観賞し、称賛し、堪能するだけでなく、有効に活用しなければならない文化遺産だ」とコメント。参加レストランでは、フランスの食文化が持つ価値を守りながら、外に開かれた、革新的なフランス料理を提案する。
また、日本では61のフランス料理店が同イベントに参加。南は九州から北は北海道まで、日本各地に点在するレストランが特別メニューを用意して、フランス料理に親しむゲストを迎える。参加レストランの情報は「グード・フランス」公式サイトで検索できるほか、フランス観光開発機構の公式サイトでは日本語で参加レストランの一覧を掲載している。