シニア世代と若年層の旅行意識に多くの共通項、使える費用や期間には大きな差　―エクスペディア・ジャパン

エクスペディア・ジャパンが「敬老の日」（2015年9月21日）に向けて発表した「ヤングとシニアの旅行意識調査」で、世代は異なっても旅行に求めるポイントが「癒し」「非日常的な体験」で共通する結果となった。調査は、「ヤング世代」として20から30代の男女250名、「シニア世代」として60-70代男女250名を対象に実施したもの。

ヤング世代は1位が同率で「癒し・リフレッシュ」「非日常的な体験」（55％）となっている一方、シニア世代も「非日常的な体験」（53％）、「癒し・リフレッシュ」（52％）と僅差で並んだ。また、3位は「一緒に行く人との思い出作り」（ヤング35％、シニア24％）である点も世代を超えて共通していた。

世代別にみた「旅行を通して求めること」は以下のとおり。

エクスペディア・ジャパン：報道資料より

一方、実際に「旅行先でしたいこと」では、世代別の傾向がやや異なる。

ヤング世代では1位が「美味しいものを食べたい」（62％）、2位が「文化・歴史に触れたい」（52％）となっている一方、シニアでは約7割が「文化・歴史に触れたい」（68％）と回答、次いで「美味しいものを食べたい」（61％）という結果となった。

また、ヤングでは「お酒を飲みたい」（23％）、シニアでは「現地の人と触れ合いたい」（26％）が5位にランクしている点も特徴といえる。

世代別にみた「旅行先でしたいこと」は以下のとおり。

エクスペディア・ジャパン：報道資料より

なお、海外旅行の期間は、ヤング世代は「3～5日未満」（33％）が最も多かったのに対して、シニア世代では「1～2週間未満」（28％）が最多となった。

また、実際に海外旅行をした際の費用は、ヤングの約6割が「15万円未満」（5万円未満20％、5～10万円24％、10～15万円17％）だった。シニア世代では「15万円未満」との回答は約4割、「15万円以上」が6割を占める結果となり、ここでも開きがみられた。

エクスペディア・ジャパン：報道資料より