楽天は2016年4月28日、アクティビティ関連事業者向け予約管理システムを手掛ける米ゾーラ(Xola)社への出資を発表した。出資額は250万米ドル(1米ドル110円換算で約2億7500円)となる見通し。
ゾーラが提供する管理システムは、アクティビティプランや体験ツアーを提供する事業者に対して予約機能や販促機能、顧客管理機能などを提供するクラウド型サービス。現在は北米を中心に展開中だ。
楽天は昨年、旅行先の現地アクティビティ仲介サービス「Voyagin(ボヤジン)」を買収。同サービスを通じたC2C型の訪日事業強化を積極展開しているところ。今回のゾーラへの出資を通じ、アクティビティ関連BtoB事業も加速。今後日本でも拡大が見込まれるアクティビティー市場にフォーカスを当てた事業強化を進める考え。