カフェやレンタサイクルなどの空きスペースを活用した荷物一時預かりのシェアリングサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」が、このほど開始した。2015年6月創業のecbo社の新事業で、同社はこれまで長期間の荷物預かりサービスアプリ「ecbo strageエクボストレージ(エクボストレージ)」を展開している。
今回開始したエクボクロークは、旅行中などで荷物を預けたい人と荷物を預かるスペースのある店舗を繋ぐマッチングサービス。カフェやレンタサイクル、ゲストハウスなど、荷物預かり所ではないが旅行中の接点の多い店舗を中心に荷物を預けられるようにした。既存のコインロッカーが慢性的に満室だったり、設置場所の告知もされていないといった問題点を解決し、オンラインで預ける場所の検索や予約、決済までを行なう。
旅行者などの利用者は、コインロッカーに入りきれない大きさの荷物を預けたり、預けた店舗のある地域の観光や体験情報を取得しやすく、店舗にとっては自店舗への誘導に繋がるメリットもアピールしている。
既に荷物預かり場所として、都内の宇田川カフェをはじめとする宇田川カフェグループや、カフェマメヒコなど100店舗以上が登録。順次公開していく。2017年度内に全国1万店舗の展開を目指し、東京オリンピックが開催される2020年には「日本のおもてなし」の一翼を担うとの意欲を示している。
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