貸会議室事業などを行なうティーケーピー(TKP)が2017年4月、東京の湾岸エリアに「ベイサイドホテル アジュール竹芝」をオープンした。保有者である東京都職員共済組合からの運営受託によるもの。2018年2月期の売上として、約10億円を見込む。
TKPはホテル事業ではこれまで、都心から90分圏内で展開する郊外型セミナーホテル「レクトーレ」4軒のほか、伊豆長岡に研修ができる高級温泉旅館「石のや」を展開。都市型ホテルのオープンは今回が初めてとなる。「ベイサイドホテル アジュール竹芝」では、リゾートセミナーホテルとシティホテルを融合させた「ハイブリッドシティホテル」として運営する方針だ。
まずはレストラン全4店をリニューアルしたほか、ホテル内の宴会場を貸会議室「TKPガーデンシティ浜松町」として運営。客室(122室)のほか大小8つの宴会場と4室の会議室、準天然温泉、挙式場とチャペル、レストランを備えるシティホテルとなる。