大阪の天王寺区下寺町に2017年4月23日、寺社や日本文化を体験できる宿泊施設「和空 下寺町」がオープンした。
南北1400メートル、東西400メートルのエリアに約80の寺院が集まる下寺町内に位置する宿泊施設で、宿坊体験をできるようにしたのが特徴。朝夜の食事は精進料理を用意するほか、翌朝には周辺寺院での朝のお勤めの参加も可能だ。
また、館内の大広間に僧侶を招いたり、周辺寺院に足を運びながら、様々な体験も提供する。お寺カルチャーコミュニティ「フェリシモおてらぶ」とのコラボによる「プチ写仏プログラム」や、自分だけの御朱印帳を作る「手作り御朱印帳体験」など、オリジナルプログラムも用意する。
宿泊施設は3階建て全26室。客室は気軽に利用しやすいよう、畳敷きに低層ベッドを置く和洋室タイプとし、修行体験や日本文化を体験するための52畳の大広間も設置する。宿泊料金は1泊2万円~。施設は全国寺社観光協会の監修のもと、和空プロジェクト社が事業主として管理運営を行なう。