アジア8カ国の機内マナーを比較した調査発表、日本人は「座席を倒さない」でトップ、迷惑行為は「何も言わずに我慢」が4割

エクスペディア・ジャパンはアジア8か国地域を対象に、フライトマナーに関する国際比較調査を実施した。

これによると日本人は最も「座席を倒さない」ことが判明。その割合は約3人に1人(29%)で、韓国と同率で1位だ。倒す場合も、タイミングは「寝る時」(51%)が半数で、必要最低限の時のみ。

また、日本人が機内で迷惑だと思う行為の1位は「酔っ払い」(77%)、2位は「前の座席を蹴る人」(69%)、3位は「香水や体臭が臭い人」(65%)となった。

一方で、「空港や機内で2杯以上のアルコール飲料を飲む」という日本人は25%で、インドに次いで2番目に多い結果となった。さらに、「一緒に旅行していた人と機内でいちゃいちゃした」経験がある人(14%)もタイ(21%)に次いで2番目に多く、7人に1人が経験があることも判明した。

発表資料より発表資料より

なお、機内での迷惑行為に対する日本人の対応方法は、「フライトアテンダントに報告する」(62%)、「何も言わずに我慢する」(43%)が他国のなかで最も多く、「直接注意する」(11%)は1割程度にとどまった。

発表資料より

調査は2017年2月にインターネットで実施。調査対象は日本、韓国、香港、台湾、シンガポール、タイ、マレーシア、インドの8か国地域で、サンプル数は8447名。

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