ニールセン・デジタルによると、2017年3月のスマートフォン経由のEコマース利用者数は、女性が2815万人、男性が2640万人。一方、PC利用は女性が878万人、男性が1381万人となった。
また、Eコマースサービスの利用時間をみると、女性はスマートフォン経由での長時間利用が多く、男性はPC経由の利用時間が長いことも判明。女性がスマホを利用して頻繁にネットショッピングを利用する状況がうかがえる。
デバイス別、Eコマースの利用状況は以下のとおり。
デバイスを問わずにサービス別の利用者数をみると、トップ3は男女とも「楽天市場」「Amazon」「Yahoo! ショッピング」 の順だった。一方、スマホで使うEコマースアプリでは、人気1位は「アマゾン」、2位が「楽天」、3位が「メルカリ」。男女別では、女性は楽天とメルカリの利用者が多く、男性はアマゾンの利用が多い。特に「メルカリ」は、女性ユーザーが735万人に対し、男性ユーザーは397万人。女性が男性の約2倍となっている。
Eコマースアプリの人気トップ3は以下のとおり。
この調査は、同社のスマートフォン視聴率データ(ニールセン モバイル ネットビュー)とPC版のネット視聴率データ(ニールセン ネットビュー)をもとに、2017年3月の状況を分析したもの。