ネコ目線で観光体験するデジタルマップ動画、アジアの広告賞で金賞・銀賞を受賞【動画】

広島県が観光プロモーションで制作した「広島Cat Street View －尾道編－」が、世界的な広告賞として知られるアジア太平洋地区のエフィー賞（Effie Awards）で、ゴールド1つとシルバー2つの計3つの賞を受賞した。またアジアにおいて、その年の優れたブランドを選出する「ブランドオブザイヤー」でも、広島県尾道市が3位に選ばれた。

受賞したのは、広島県尾道市を題材にした世界初の猫の目線のデジタルマップで、制作はI&S BBDOグループと空気社が担当。街をよく知っている猫の視点として、地上15センチの視界から市内の観光スポットや路地裏の名店、隠れた絶景など、通常の目線とは異なる魅力を疑似体験できるようにした。

「定番ルートに留まらない、ツウな旅」に着目して制作し、国内外の400以上のメディアが取り上げた。制作を担当したI&S BBBDOでは、広島の旅の楽しみ方に、新たな視点を加えることができたとする。

なお、エフィー賞とは、マーケティング・コミュニケーション活動を広告効果の面から世界基準で評価・表彰する賞で、全世界を対象にしたエフィー賞に加え、世界5つの地域、約40か国と、地域別や国別の賞も実施。今回受賞した賞は、地域別賞のうちの1つ。