日本リサーチセンターが2017年7月3日に発表した「夏休みに関する意識調査」によると、今年の夏休みの連休数は「5連休」が12%で最も多かった。次いで、3連休が7%、7連休が5%。
ただし、約4割が「まだわからない」(38%)と、7月に入っても予定が見えておらず、「夏休みはない」も16%となり、現段階で休みの予定が決まっている人は46%で半数に満たなかった。
夏休みの開始時期は、8月12日~16日のお盆時期が25%で最多。8月1日~11日が11%、7月中が8%と続き、お盆より前に取得する人が多い。ただし、ここでも「まだ決まっていない」が50%。夏休み開始時期を9月1以降とする回答が1%なことから、今後はレイトサマーに取得する人が増えていきそうだ。
夏休みの予定は、「国内旅行」が21%で最多。次いで「自宅で過ごす」(18%)、「ショッピングや外食」(15%)が続く。これを、理想の夏休みの過ごし方で見ると、「国内旅行」が36%、「自宅で過ごす」が24%と、理想の過ごし方で思っていても、現実は実現できていない人も多い。特に海外旅行は、理想の過ごし方では23%なのに対し、予定している人は6%で、最も理想と現実のギャップが大きかった。
ただしここでも、「特に予定はない・まだ決めていない」の回答が多く、予定でも55%、理想の過ごし方でも35%を占めた。
調査は全国20~69歳の男女を対象に、インターネットで実施。有効回答数は800。調査時期は2017年4月。