ルフトハンザドイツ航空(LH)は、同社のチャットアプリ「スナップチャット」で新しい旅行体験ストーリーを提供する。新しいストーリーは、フランクフルト/名古屋線に乗務する客室乗務員のフライトの舞台裏を疑似体験することができるというもの。具体的には、客室乗務員による地上での準備作業や離陸準備、ギャレーでの食事の用意から最終目的地に到着の際に行われる作業まで、クルーの業務に「参加」することが可能なほか、名古屋の名所を訪問し、郷土料理や名物料理に挑戦するクルーの体験も共有することができる。
ストーリーは日本時間の7月19日20時40分にフランクフルト国際空港を出発し、翌20日8時20分に中部国際空港に到着するLH736便の機内から始まる。視聴者はそれぞれ10秒程度の動画クリップや画像を通じて、LHの客室乗務員の乗務や目的地での滞在などを擬似体験できるほか、クルーに直接質問することも可能。クルーは全行程を通じて継続的にライブ配信を行い、投稿されたコンテンツはそれぞれ24時間にわたって見ることができる。ストーリーは、7月23日に中部国際空港を出発するLH737便がフランクフルト国際空港に到着する日本時間の23日22時に終了する予定。
スナップチャット上の「ルフトハンザ・クルー・ストーリーズ」は月平均3〜4回程度更新されており、スナップチャット・アカウント「@lufthansa」のフォロワーが参加することができる。LHはカスタマーエンゲージメントのデジタル化に注力しており、ルフトハンザ・クルー・ストーリーズが始まった昨年9月以来、各ストーリーのビューは約800%の増加を記録している。