出張が多いビジネスマンのホテル利用、「民泊」経験者は2%、カプセルホテルは21%

独立系ホテルのキャッシュバックポイントカードを運営するAカードホテルシステムは、「出張ビジネスマンのホテル利用実態」に関するアンケート調査を実施した。

調査対象は、Aカードホテルシステムの会員(Aカード会員)の約80万人。回答者の3611人のうち83.7%が「出張をする」と回答しており、メイン属性は30代~50代の男性会社員。

この調査で、出張時の宿泊について、ビジネスホテル以外の利用を聞いたところ、「旅館」は22.9%、カプセルホテルは20.9%が利用していると回答。民泊については、レジャーでは6.5%が利用したと回答したものの、出張時はわずか2.4%に留まった。出張時の宿泊形態は広がっているものの、現在のところ民泊の利用は浸透していないとしている。

なお、Aカード会員1人当たりの年間出張数は、過去9年の調査の平均で37泊程度。好況時は40泊前後、不景気時は30泊程度の需要があった。Aカードホテルシステムでは、ビジネス出張者がホテルや旅館にとってリピート顧客として囲い込むべき重要な客層であると進言している。

調査は2017年6月26日~7月3日まで、インターネットで実施。回答者の業種は製造業が3割、職種は営業・販売が23.4%で、年収は加重平均で586万円だった。


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