配車サービス「ウーバー(Uber)」はこのほど、ドライバーの安全確保に向けた新機能「ドライバー・シェア・マイ・トリップ」をリリースした。
この機能は、乗客が友人や家族に居場所を知らせることができる「シェア・マイ・ETA(到着予想時間)」に似た機能。ドライバーが自身で、地図上での位置や連絡先、自動車のナンバープレートといった情報を自由に共有設定できる。
また、乗客の身分証明についても新たな方法を導入。電子決済方法が未登録の乗客には、Facebook(フェイスブック)を使った身分証明が可能になるもの。この機能は、カード決済が普及していない国・地域で開始する予定だ。
また、保険でも新制度が導入された。米Aon社のドライバー傷害プロジェクションに加入することにより、障害による収入損失や事故後の医療費が一部提供されるもので、現在、米国30以上の週で導入しているところ。今後は世界各国に拡大していく計画という。なお、ウーバーではすべての乗車に保険が掛けられているが、同社では、特にドライバーに対して、予想外の事故から自身や家族を守ることができる低価格な保険が必要だと認識しているという。
「ドライバー・シェア・マイ・トリップ」の画面イメージは以下のとおり。